…死ぬよりもつらい、…

人生における方向転換は、
その時期が遅くなればなるほど
至難になる。

それを行なうことの方が、
死ぬよりもつらい、というより、
むつかしいものとなるに違いない。

(バカでスウェルな男たち、石原慎太郎)

多分、私だけじゃない
と思うのですが、
死ぬときは、コロっと行きたい、
という願望があります。

死がどういうものか、
分からないだけに、
そこをカンタンに
通り過ぎたいんでしょうね。

実際はどうか分かりませんが、
カンタンに通り過ぎれそうな死に
比べれば、人生には、
それ以上に苦しそうなことが
いっぱいありそう。

その1つが「変わる」こと。
方向転換…

そんなこと必要ないと、
先延ばしにすればするほど、
行き先がズレてくる。

1度のズレが、そのうち2度に、
2度のズレが、そのうち3度に。

ズレるままにしておいて、
偶然に元に戻るのは、
360度もズレなければ
ありえないことになる。

方向転換も至難の技だけれど、
360度のズレも至難の技。

どっちがいいんでしょう?

(参考)人の心を動かす「名言」(石原慎太郎)


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

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