人はみんな 幸せに…

人はみんな
幸せになれるように
できているんですよ

(映画「西の魔女が死んだ」)

こういう言葉を、
すーっと読めるときには、
すでに幸せなんだと思います。

すーっと読めないとき、
心に邪魔が入っている…

邪魔が入ったら、
すーっとは進めない。

その邪魔を、
自分がしていたりする。

たとえば、幸せを邪魔するのが、
他人に対する憎しみだったり
する場合もある。

その憎しみという感情を、
なかなか手放せないときには、
誰かに強く共感をしてもらわないと、
自分が不幸な気がしてくる。

一生懸命、一生懸命に、
共感をしてもらうための説得に、
心を注ぐことになるでしょう。

本当は、そんなことをしても、
自分が幸せになれるわけじゃない。

仮に、説得がうまくいって、
同じ感情に共感させられたとしても、
憎い相手が変わるわけでもないから、
あまり意味はない。

そんな感情から逃れることだけが、
自分を本当に幸せにしてくれる。

つまり、人間は、
ガッチリとつかむべき感情と、
すばやく手放すべき感情とを
間違ってはいけないんです。

そのちょっとした差に、
幸せになれるきっかけが
あるんですから。

(参考)西の魔女が死んだ(梨木 香歩)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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