眼に見える世界だけが…

眼に見える世界だけが
全てじゃないの。

あなたは
いろんな世界に
繋がっている。
それを信じて。
そして、忘れないで。

(スーサ、あさのあつこ)

今年の豪雪が、記憶から
すっかり消えるほどの
季節になり、雪よせの苦労も
忘れつつありますが、
思い出すのは、屋根の雪の量。

いつもの年であれば、
気温がいくらかでも上がれば、
(0℃を超えて雪がとければ)
2階屋根の雪も落ちてきたのですが、

今年の雪は、
気温が上がらなかったせいで、
落ちてこれなかった。

しかたないということで、
雪下ろし作業を請け負う業者さんに
お願いして、屋根に登ってもらう。

命綱をつなげる場所を見つけて、
身の安全を確保しながら、
作業をしている姿に、
そうか、こうすればいいんだ、
と学ぶことができて、

2回目の時には、
わたし自身が命綱をつなげて
雪下ろし作業をすることができた。

実際に、すべって、
命綱のお世話になったわけじゃないが、
やっぱり、つながっているという安心感は、
作業をしやすくさせてくれる。

そこから先に、
安心したものがある、
というのは、作業のミスも
減らしてくれるようだ。

きっと、命綱がないと、
落ちないようにとか、
滑らないようにとか、
そんなことを考えながら、
ちょっと無理な体勢で
作業をすることになるだろう。

そういう体勢では、
間違いなく体のバランスを
崩しやすくなり、かえって、
滑ったりするだろうと予想できる。

つながっている、
ということを知るのは大切だ。

今ここしか見えなくても、
どこかの道に、どこかの世界に
つながっていると信じられれば、
生き方も変わってくる。

(参考)スーサ(あさのあつこ)

No.4206


道は開ける(ディール・カーネギー)

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