言い訳をしてしまうと…

言い訳をしてしまうと
「反省」という大切なものを
なくしてしまいます。

(矛盾があるからヒットは生まれる、稲船敬二)

まず謝るという態度と、
まず言い訳するという態度。

この両極の姿を見て、
どちらが好感をもてるか、
といえば、やっぱり、
謝るほうであって、

言い訳するほうは、
好きじゃないだろう。

けれど、
自分のことになると、思わず、
言い訳を準備してしまう場面が多いなと、
恥ずかしながら、
認めざるを得ない。

どう思われるかを
気にしながら、

好感のもたれる「謝る」ほうよりも、
好感がもたられない「言い訳」を
選んでしまうのは、

人間は、
好感がもたれるかどうかよりも、
自分の立場が正しかったかどうかに、
重きを置いている証拠なのでしょう。

そして、
「正しかった」という立場を
証明することで、
好感を得るところを
目標にしちゃってる、無意識に。

でも、言い訳というのは、
短時間で済まないことが多いから、

「正しかった」という立場の証明に、
時間がかかればかかるほど、
好感をもって欲しい人々の関心が、
どんどん遠のいてしまって、

最後は、自分一人の一人芝居状態に
なっちゃってる場合も少なくない。

だれに、言い訳しているの?

という具合だ。

結局のところ、
自分に言い訳して、
自分が納得したいのだろう。

反省なんかしたくないのだ。
反省はしてるんだよ、と言いながら、
言い訳してしまうのは、
そういうことだと思う。

気をつけないといけないな→自分。

(参考)矛盾があるからヒットは生まれる(稲船敬二)

No.4214


道は開ける(ディール・カーネギー)

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