「言葉」を使って無理矢理「信頼関係」を…

「信頼」は、
相手に強要すればするほど、
失われていってしまうもの。

「言葉」を使って無理矢理
「信頼関係」をつくろうとしても
無理な話なのではないかと思います。

(一流秘書だけが知っている信頼される男、されない男、能町光香)

せっかく、
信用していたのに…

という言葉を自分が言うとき、
それは、なんとなくズレている気がする。

どちらかというと、

せっかく、
利用しようと思っていたのに…

みたいになっちゃってるかもしれない。

きっと、
「信用していたのに」
という発想は、
本当の信用という言葉には、
ありえないのだと思う。

「期待していたのに」
だったら、ありえる。

信用しているということは、
そのまま受け入れることだろうし、
どんな結果であれ、
それを信用するということだろうから。

「信用していたのに…」
この言葉は言わないようにしたいな。

わざわざ言ってしまうことで、
価値の下がるものがあり、
わざわざ言わないと、
価値のない言葉もある。

そして、誰が言うか、
それを言う前にどんなことをしているか、
ってことが大切なのも、多いにある。

言葉は強力であり、
けれど無力でもある。

それを自覚していた方がいい。

(参考)一流秘書だけが知っている信頼される男、されない男(能町光香)

No.5646


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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