受け手の解釈によって、
情報は化学反応を
起こすものなんだ。
場合によっては、
全然別の意味を
持つことだってある。
情報は生き物なんだ。
(黙示、真山仁)
毎日毎日、
何かしらの情報を
受け取っている私たち。
自分について、
自分以外の誰かについて、
そして世界について。
自分のことだけに
反応するのであれば、
それほど忙しくないだろうけど、
他人のことを知って、
それを自分と比較して、
過敏になったりもするから、
知れば知るほど、
安心するとはかぎらず、
かえって不安になることもある。
さらに、
世界の不穏な情報を
メディアで見たり、
耳に入ってきたりすれば、
私はどうなるんだろう…?
とまた不安になる。
情報ばかり
集めてもしょうがない。
その解釈の仕方、
分からないことを
今もっている知識だけで
判断することの危うさ、
そういうことを自覚しないと、
情報を集めることは、
かえってマイナスになる。
何を知っているかよりも、
どんなモノサシを持っているか、
のほうが大事なんでしょうね。
(参考)黙示(真山仁)
No.5880