苦しいことのあとに
楽しいことがあると、
一層楽しく感じます。
しかし、楽しいなあと
思っているうちに、
また辛いことが起きる。
そのとき、
楽しいことと苦しいことは
磨き合わされるのです。
(図解 菜根譚、齋藤孝)
嫌なことが起きても、
感謝する気持ちでいる、
なんてことを目標にしても、
なかなか出来ない。
出来たとしても、
最初のうちだけ、
いきなり襲ってくる
嫌なことには、
とっさの反応が出てしまう。
ああ、イヤだな、
くらいの気持ちで終わるのは、
まだいいほう。
怒り、悲しみ、落胆…
心は多種多様、
乱れに乱される。
でも、
そういう感情が生まれるのは、
自分の人生の、あるいは人格の、
肝心なところに触れていること。
あるいは、
捨てたほうがいいのに、
しがみついていること。
磨くか、捨てるか、
いつも試されている気がする。
(参考) 図解 菜根譚(齋藤孝)
No.7076