一年一年、年をとり、…

一年一年、年をとり、
死は確実に近づいてくる。
しかし一年一年、一つひとつ
束縛を外していけばいい。
重いコートを脱いで、
だんだん自由になって、
裸になっていけばいいのだ。

ちょっとだけ相手のことを考えたり、
誰かのことを思い巡らせながら、
心は軽快にフットワークを良くする。
どうせ人はいつか死ぬんだから、
自分らしく生きてみようか。

(大・大往生、鎌田實)

こうしたい、
ああなりたい、
というこだわり、
あるいはプラス思考も、、

あれはイヤだ、
これもイヤだ、
というこだわり、
あるいはマイナス思考も、

心の束縛になっている気がする。

うまくいったならいったで、
うまくいかないならいかないで、
こだわりが出てくる。

一つの経験が、
一つのこだわりを生んで、
自分をがんじがらめにする。

成功からも失敗からも、
解放されるというのは難しい。

昨日とは違う今日、
まっさらな今日。

そういう気持ちで、
今日を生きるというのは、
簡単なことのようで、
なんと難しいことか。

(参考)大・大往生(鎌田實)

No.7131


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です