心からの言葉だけど、
言葉にしてしまうと、
ぜんぜん足りない。
(黄色い目の魚、佐藤多佳子)
Facebook、Twitter、LINE、
mixi、ブログ、メルマガ、などなど。
言葉で発信されるものは、
いろいろあるけれど、
また、これからも、
いろいろ出てくるだろうけど、
私自身は、自分のことを
うまくさらけ出せないなぁ…
って何度も考えさせられる。
身に起きた出来事とか、
面白おかしく、具体的に
書ける才能があったら、
いいなぁと思うこともあるけれど、
どうしても、
抽象的な表現に逃げてしまうのは、
やっぱり、ぜんぶ出すのが怖い、
という心理状態があるからだろう。
たしかに、ある種の、
見栄っ張りも入っているだろうし、
ぜんぶ知られてしまったら、
自分には何も残らない気もする。
あと、それに
「依存」することへの不安や、
それを出す場所が、
なんとなく信用できない、
っていうのもあるだろう。
リアルな社会がすべてではないし、
心の中の自分だけがすべてでもないし、
バーチャルな世界に見せてる自分も
すべてではない。
そう考えると、
ホントの自分って、
どこに表れるんだろう、ね。
(参考)黄色い目の魚(佐藤多佳子)
No.7312