人間の体をつくる物質は、
たえず入れ替わりつづけているのだそう。
皮膚も、心臓も、骨も、すべての細胞は
日々新しく生まれ変わっているのだから、
実はずーっと変わらない「自分」
という存在はいないということになる。
わたしが「わたし」と思っているものも、
実は新しい物質でできた「新しいわたし」なわけである。
(ちょっとそこまで ひとり旅 だれかと旅、益田ミリ)
私たちの体は、
新しい酸素を吸ったり、
新しい食べ物を取り入れて、
体を作り、体を生かしていく。
新しいものを取り入れないで、
生きていくことはできないのだ。