人間ってのは見慣れないものは
無条件におっかないもんさ。
(営繕かるかや怪異譚、小野不由美)
怖いものはないということは、
おそらく、すべてが
想定内のこと(もの)であるか、
口先だけで言っていることか、
そのいずれかだろうと思う。
ふと考えた。
すべてが想定内だ、
と認識できる人っていうのは、
逆にいえば、今までは、
想定外の経験をかなり積んできている
ってことなんでしょう。
それが本当なら、
シンプルにすごいなーと思う。
もちろん、口先だけで、
そんな経験をしてきた振りをする人は、
そのうち墓穴を掘るだろうから、
放っておけばよい。
「口先」が災いして、
想定外の経験を積んで
成長することもあるだろうし。
ただ、人は何歳になっても、
何かしら怖いものだと思う。
だからこそ、まだまだ
経験するべきことがあるのだ。
(参考)営繕かるかや怪異譚(小野不由美)
No.7563