「自然体でラクに生きる」ことと、
「努力しないで怠けて生きる」ことは、
根本的に違うということ。
たしかに素の自分で
ラクに生きることは気もちがいい。
けれど、その「素」はやっぱり
自分でプロデュースしなければ、
人には認められません。
結局、素のレベルを高めていくことこそが、
その人の生きる道なんじゃないかな。
(恋は、あなたのすべてじゃない、石田衣良)
集めることで
豊かになることもあれば、
削ることでこそ、
それが果たせることも
あるように思います。
その一例が言葉かもしれません。
伝えようと力み過ぎて言葉が多くなると、
ボヤけてしまって、かえって伝わらない。
一方、思い浮かんだことから、
本当に伝えたい言葉を絞り込んでいくと、
自分の中に「伝えたいエネルギー」が
むくむくと湧いてくることもあるように思います。