まわりの人たちにもいろいろあるのよ。
家族が病気になったり、
借金の肩代わりで家屋敷をなくしたり。
長い人生、ほんとうに
照る日もあれば曇る日もある。
だからね、…
ここはこらえてもらいたいわけ。
この先、きっといいこともあるから。
(本バスめぐりん。、大崎梢)
「傷ついた」「傷つけられた」と
誰よりも最初に騒ぎ立てる人が、
本当の被害者とは限りません。
むしろ、そういう人こそが、
まわりの人々に多くの傷を負わせ、
他人の傷には鈍感でいながら、
自分のことにだけ過敏だということは
少なくないのです。