百万人と同じような行動をしていても、
その人の人生はその人しだいだし、
その人の味で営まれているはずだ。
ひとりひとりの人生は
たとえ家族といえども全く違う。
そのことをふだん私たちはうっかり忘れて、
自分から色のない人生に
飛び込んでしまうことがある。
そして退屈を覚えたりするのだ。
(毎日っていいな、よしもとばなな)
どうせ、という言い方があります。
どうせ、と言うことによって、
自分が、その価値を下げたり、
たいしたものじゃないことにするだけで、
同じものを、なんとかできるチャンスを
逃してしまったりします。