埋める

夢枕獏,いい言葉

人は、生きてゆかねばならない。
この自分も、
あと何年か何十年かは知らないが、
生きてゆかねばならないのだ。
どうでもいい時間であろうが、
どうでもよくない時間であろうが、
死ぬまでその時間は生きてゆかねばならない。
どうせ、生きてゆく。
生きてゆくそのことはわかっている。
そのことがわかっているのなら、
死ぬまでのその時間は、
何かで埋めなければならない。
どうせ、何かでは、埋めることになる。
それがわかっているのなら-
どうせその時間を埋めるのなら、
たどりつけないかもしれない納得、
何だかはわからないがあるかもしれない答え、
踏めないかもしれない頂(ピーク)に
向かって足を踏み出してゆくこと、
のようなもので埋めるのが、
自分のやり方だろう。

(神々の山嶺(上)、夢枕獏)

最初は、誰かと比べて生きていくことに、
競うことに一生懸命になったとしても、
どこかで、あきらめがつく。
自分の人生を生きていくしかないな、
それが一番の幸せだろうと。


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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