選べるのは、
未来の道だけである。
過去の選択はできない。
これはつまり、
過去へ戻れないからだ。
未来には行けるが、
過去へは行けない。
過去の評価とは、結局は
事象の「解釈」でしかない。
ただし、たとえば「楽観」は、
過去に対しては有効だ。
自分が経験したことを
どう解釈するか、という場合、
大いに「楽観」すれば良いだろう。
「あれは良かった」
「あのとき、あれをしておいたのが効いた」
「あの判断は正解だった」などと、
過去を楽観的に評価することは、
精神安定上も良い。
(悲観する力、森博嗣)
やればいいことは、今やる。
やれなかったことは、考えすぎない。
果たせたことは、感謝する。
果たせなかったことは、考えない。
これから出来ることに、力を注ぐ。
それだけで、人生の可能性は、
きっと大きく広がっていく。