一度失ったものを
もう一度手に入れようとするのは、
最初の時より難しいんだよ。
(ためらいがちのシーズン、唯川恵)
おとといの晩から、
昨日の朝まで
菜園を撮影していたビデオカメラ。
イチゴ泥棒は、
そこにハッキリと
映っていた。
義父は、
「カラスなわけがない」
と言っていたが、
犯人はカラスだった。
ちゃんと網をめくって、
中に入って食べ放題、
フリーバイキングを
楽しんでいる姿が見られた。
夜中になんか、
活動しない。
明るくなった、4:46から、
活動は開始されていた。
義父が朝食前に
菜園を見に行くまで、3回ほど。
朝食のために、
家の中に引っ込むと、
また出てきた。
最高に長かったのは、
9:25~9:57の約30分間。
根こそぎ食べられたことだろう。
不思議なことに、
映像を見ても、
カラスではない真犯人がいる、
と思いたいような義父。
たまりかねた妻が、
網がめくられないように作業を始めた。
作業をしながら、
失ったイチゴの大量さを
思い知らされたようで、
かなりショックな様子だった。
人は、不思議な生き物だ。
失われても、失われても、
自分が変わらないかぎり、
それは止められない。
(参考)ためらいがちのシーズン(唯川恵)
No.5937