人の目には、苦しみの連続のように見える…生活も、けっこう生き甲斐のある生活になりつつあった。 (病めるときも、三浦綾子)

つづき 生き甲斐

不幸を知らなかった人に「幸福論」など、書けなかったと思います (病めるときも、三浦綾子)

つづき 不幸

自分が弱い人間なんだってはっきり自覚したら、ぼく、強がってたときよりなんていうか、生きやすくなったんです。自分の弱さを認めたら、逆に強くなれたんです。 (おまじない、西加奈子)

つづき 自覚

この人のために、馬鹿を止めねばならない。そういう相手が側にいないと、駄目ですな。人は簡単に、とんでもない方へ転がり落ちてしまうようだ (ひとめぼれ、畠中恵)

つづき 転がり落ちて

過去を、否定しとうないのはわかる。誰かてそや。けどな、美化するあまりに自分を責めて、後悔しすぎるのはあかん。そんなん、クソの役にも立たへん。 (はつ恋、村山由佳)

つづき 美化

元通りになるものなど一つもない。しかしそれは決して不幸なことではない。 (傑作はまだ、瀬尾まいこ)

つづき 元通り

何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。[後藤清一] (ココロがパーッと晴れる「いい話」、志賀内 泰弘)

つづき 下へ下へ

俺らは、あんたの人生まで変えてやることはできねぇ。お日様にもなれねぇ。きっと今は土砂降りの中にいるんだろう。でもな、傘の一つくれぇは差し掛けてやることはできる。 (ココロがパーッと晴れる「いい話」、志賀内 泰弘)

つづき 傘の一つ

お前は、一人で歩けるじゃないか。しゃべれるじゃないか。上ばっかり見てんじぇねえよ。ずっと、雨降りの中、生きて来た人間のこと考えてみろよ! (ココロがパーッと晴れる「いい話」、志賀内 泰弘)

つづき 上ばっかり

人は誰もが独り、時の川をボートで漕いで進んでいる。だから未来は常に背後にあり、見えるのは過去ばかりだ。 川沿いの景色なら、遠ざかれば自然に視界から消えてゆく。それでも消えないものは、目に見えているのではなく心に焼きついて…

つづき 時の川