人間のすることに、いちいちわけがなくちゃならないってことは…

人間のすることに、
いちいちわけがなくちゃならないって
ことはないんじゃないか。

お互い人間てものは、
どうしてそんなことをしたか、
自分でもわからないようなことをするときが
あるんじゃないだろうか。

(山本周五郎、さぶ)

日本の総理大臣ともになると、
発言した言葉がすべて記録されていて、
それで揚げ足をとられたり、
叩かれたりする。

自分でも、
「何で、あんなことを言ってしまったんだろう?」
と思う瞬間は、数え切れないほど
あるんだろうな、って思う。

私が、同じ立場に立たされたら、
と思うと、ゾッとするよ。

それなのに、他人に対しては、
一つ一つの行動について、
あるいは言動について、
理由なり、責任を求める身勝手な自分もいる。

自分でも、分からないことがあるんだよ。
ま、これを、すべての犯罪に
適用するのはまずいけど…

いつも、理由や弁明、根拠がある人は、
そのままでいいと思う。

何のために、これをやろうか、
なんて考えてしまって、
何も出来ない人は、
時々、そんな自分を放置してみるのも、
一つの手じゃないだろうか。

後々の理由や根拠を弁明することを考えて、
行動を選んでいたら、息が詰まってしまうから…

自分が理由なく、やろうとすること、
動こうとするところに、
自分の生き方のヒントがあるように思う。

それに、理由は、ずーっと後で
分かることも多いだろうし…

【参考】
バカの壁(養老孟司)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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