確信は、それ自体が行動に変わるまでは…

確信は、それ自体が
行動に変わるまでは
価値のないものである。

(トーマス・カーライル)

これは、内省の言葉です。

この言葉を悪用するのは、禁止です。

例えば、こんな使い方。
野党が与党や総理大臣に向かって、
「何も、改革が進んでいないじゃないか!!
 行動に変わっていないのは、価値がないよ。」
ごもっともかもしれませんが、
そう言った側の確信と、
その行動が問われることもお忘れなく…

あるいは、口先だけで
行動の伴わない上司、部下、知人に対して
「口先だけじゃあ、価値がないんだよ。
 全然、行動を起こしていないじゃん。」
そう言った側も、
いいセリフを覚えた程度に過ぎないことを
お忘れなく…

実際、自分でも他人でも、
行動を心(確信)に伴わせるのは、
そう簡単にいかない場合もあることでしょう。
自分の確信でさえ、
まだ、あやふやだったりするわけですから…

「Think globaly,act localy」
(広い視野で考え、身近なところから行動する
 環境運動のスローガン)
この言葉の精神で始めることで、いかがでしょう?
スタート地点においては…

まず、身近なところから行動していく。
ちゃんと確信や目標に向かっている事柄で…

こんな言葉もありましたね。
「ともかく具体的に動いてみるんだね。
 具体的に動けば
 具体的な答えが出るから」
 (相田みつを)

動いてみれば、何らかの答えが生まれる。
そして、それを、確信の欠けているところに
つけ足していく。その繰り返しが、
大胆な行動を生み出すのだと思います。

自分から始めるそんな小さな行動を、
今日は応援します。

【参考】
あなたのお客さんになりたい!(中谷彰宏)


人生の短さについて(セネカ)

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