たいていの人は自分自身の考えをうまく批判できない

たいていの人は
自分自身の考えを
うまく批判できない

(マッキンゼー式世界最強の仕事術、イーサン・M・ラジエル)

私自身についても、そう言える。

だから、いざ、誰かから、
自分の意見を批判されると、
守りばかりに心が集中する。

批判された意見の当たっている面、
当たっていない面なんか、
考える余裕もなくなってしまう。

最高のアイデア・考えだという
自信があったとしても、
とりあえず、自分で批判してみる。
それが上手になると、
人から伝えられる意見の
建設的なもの、そうでないものの違いも
明確に分かってくる。

もっと賢明になれば、
たとえ、悪意のある批判的意見のなかにも、
自分のためになる本質を見いだすことが出来る。

そんなことが出来たら、
本当に、言葉の呪縛から逃れられるでしょうね。

仮に、会議でも、打合せでも、
自分のアイデアや意見に対する批判を
自分で仮定して、
そのすべてに対応策を準備していたら、
出席者は、そのアイデアをよく研究しない限り、
新たな批判は出来なくなるでしょうね。

批判の対象になるか、
研究の対象になるか、
どちらかを選ばなければなりません。

【参考】
さぶ(山本周五郎)


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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