おカネで買えるモノよりも、おカネで買えないヒトのなかの…

おカネで買えるモノよりも、
おカネで買えないヒトのなかの
知識や能力のほうが
はるかに高い価値をもちはじめている

(会社はこれからどうなるのか、岩井克人)

いろんな常識が崩されているなかで、
やはり、仕事、会社の存在についても、
考えさせられます。

欲しくもないのに、
毎日のように届く「未承諾広告」、
英文のDMメール、SPAMメール…
そういう仕事のやり方に、
何の価値を見いだせるか、
答えの見つからない日々です。

で、そんなことも含めて、
いろいろ考えると、やっぱり、
「おカネで買えないものが
 生み出すおカネで買えるモノ」
それに尽きるように思うんです。

たとえば、代理店業だけで
経営している会社なり、個人事業主は、
やはり、カネになる商品、
あるいはサービスを扱うわけで、
そのものが勢いを失った時には、
次を探さなければいけません。

仮に、そういう先見のセンスがあれば、
そういう業界だけで、
食っていくことも可能でしょうが、

そういうセンスもなく、
一時的なラッキーで扱ったモノが
売れたという出来事の後には、
何も残らないという現実に
ぶち当たります。

モノを見ているか、
ヒトを見ているか、
いつしか分かる時が来るのです。

早いうちに、気づかなければ…です。

【参考】
小説・上杉鷹山(童門冬二)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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