新しいことに挑戦することが、
かえってリスクを少なくする場合も多い。
(キャリアの教科書、佐々木直彦)
食わず嫌い。
新しいことに挑戦しないのって、
それに似ていると思う。
今まで食べたことがないから、そして、
新しい味を必ず好きになれる自信がないから、
食べようとしない。
(ホントは好きになれるかもしれないのに…)
ほとんどの場合、
「食わず嫌い」を通していても、
問題は起こらない。
しかし、稀に問題になる場合がある。
食べるものがかなり限定されている人、
なおかつ、その食べ物が危険になった時、
それがその時だ。
(実際、食わず嫌いじゃあないけど、
食べ物アレルギーの人はそれに近い問題があるはず。)
たとえ、それが今まで、
ものすごくおいしいものであったとしても、
「今は危険だ」という事実は、
過去とはまったく関係ない。
そう考えると、自分の生き方、恋愛、
あるいは仕事や会社のあり方にも、
思い浮かぶ点が出てくる。
同著には、こんな言葉もある。
「うまくいかないことが
悪いことだとは限らない。」
新しいことに挑戦して、
失敗したから、やっぱり…
という結論は早急すぎる。
私たちが知っている「今まで通り」の周りには、
私たちの知らない「新しいこと」が
それ以上にあるんだから、
たった1つの結果で
結論を出すこと自体がナンセンス。
それを覚えて、
生き方のリスクを見つめましょう。
単なる食わず嫌いでないかどうか…
【参考】
プロカウンセラーの聞く技術(東山紘久)