人は、何度もしくじっちゃうんだよね。
でも、まだ、それって本当の失敗じゃあないよ。
誰かのせいにしちゃいたくなるまでは…
(英語)
A man can fail many times,
but he isn’t failure
until he begins to blame somebody else.
(ジョン・バッロー)
しくじることは、人間の権利だってね。
人を責めたくなったり、
誰かのせいにしたくなるまでは、
自分の中で糧となっていく。
何度も、何度も、失敗を繰り返す。
先日のコラムでも紹介したけど、
北海道の網走に近い斜里川では、
海から戻ってきた「さくらます」が
今の時期、滝のぼりを始めるんですって。
体調30cmほどしかない魚が、
高さ1mくらい前後の滝を
何度も何度も昇ろうとする。
映像で見ていると、
間違いなく無謀に見えるんだよ。
何匹も何匹もチャレンジしているけど、
滝の頂点に達する前に、
滝に吸い込まれてしまう。
実際、3,000匹ほど戻ってくるけど、
のぼりきれるのは、数匹。
それでも、チャレンジする。
なんか、傍観者には、
失敗するためにチャレンジしているかのように見える。
けど、魚たちは、間違いなく本気。
チャレンジしている姿が、
どう見えるかなんて関係ないって。
自分の限界ギリギリで、
どれだけチャレンジしているかが問題。
自分の限界ギリギリで、
チャレンジしているんだから、
人のせいも何も関係ないんだよ。
人も、そんなふうに生きられないのかなぁ。
自分を見ていても、そう思う…
【参考】
ゆとりの法則(トム・デマルコ)