お金をとるか、
才能を伸ばす快楽をとるか。
二者択一を迫られたとき、
本当に才能のある者は必ず
才能を伸ばすときの快楽をとるはずだ。
…
ここでお金をとったとすれば、
彼には才能がないとみていい。
(現在を生きよう、鈴木光司)
ストレートな言葉が気持ちいい。
ここまで言い切って、
生きていける人が何人いるかは
分からない。
先週(2003-7-24)のバルセロナ世界水泳で、
金メダルを獲得した
北島康介選手(20)の姿を思い出す。
すごいよね。
あんなシーンを見ると、
「あきらめちゃいけないな」って
思い返せるから。
才能が伸ばせるって、すごいこと。
必ずしも、みんなが世界レベルに
なれるわけじゃあないけど、
人生のどこかの瞬間で、
自分の才能に賭けてみる時期が
あって欲しい。
すべての瞬間を、
お金のためだからといって、
才能を伸ばさなかったら、もったいない。
お金のために生きている瞬間を
すべて否定はしない。
そういう時期があるのも、
当然だろう…
でも、でもね。
やっぱり、お金と才能を並べられた時、
自信をもって、才能に手を出せる瞬間が、
人生には、絶対必要だよ。
そうしなきゃあ、
あとあとの自分が、
自分の生き方に疑問をもっちゃうよ。