みんながただ賛成してくれる会話ほど、退屈なものはないよ。

みんながただ賛成してくれる会話ほど、
退屈なものはないよ。

(英語)
There is no conversation more boring
than the one where everybody agrees.

(マイケル・デ・モンテイン)

みんなが賛成してくれたらいいなぁ、
ってな気持ちで、何かを提案するシーン。
私にも、よくあるな。

精一杯頑張れば、頑張るほど、
そんな気持ちになるかもしれない。

でも、自分だけで頑張れば、頑張るほど、
他の情報が入りにくくなって、
気づかない盲点も増えるかもしれない。
そんなふうにも思う。

自分では何も考えないで、
みんなからの意見だけを期待しすぎる、
そんな依存心も間違っているだろうけど…

精一杯考えた上での意見だとしても、
みんなからの肉付けがあったら、
もっといいもの出来るかも…
ってな可能性も残しておきたい。

きっと面白いし、成長するはず。

自分の意見だけで
完結することを求めて、
会話を始めるのなら、
それは本当に意味がない。

何となく、
それが一番すんなり終えられて、
気分いいような感じがするけど…

「あいつ、また、
 自分の意見に反対しやがった」
ってな後味も、よしとしましょう。

みんながみんな、何かの下心で、
あるいは「無関心に等しい事なかれ主義」で、
賛成を述べるだけの場より、
絶対にいいよ。

【参考】
さぶ(山本周五郎)


道は開ける(ディール・カーネギー)

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