誰も、初めから好きで、
悪を選ぶわけじゃあない。
それを幸せと
勘違いしちゃっただけなんだよ。
(英語)
No man choose evil because it is evil,
he only mistakes it for happiness.
(マリー・ウォルストーンクラフト)
幸せと勘違いした…
ここ数日報道されている事件の背後にも、
そんな感情があるように思う。
いや、何も最近のニュースに
限ったことではない。
多重債務に苦しむ人々が、
悩みぬいた末に、
相談センターや弁護士に口を開く時には、
こう言うそうだ。
「幸せになりたかっただけなのに…」
幸せの名のもとに、
選択を誤る方も悪いが、
幸せの名のもとに、
多くの偽物がはびこる社会も
確かに問題だろう。
寂しかったから、
空しかったから、
愛されたかったから…
そんな感情も見え隠れする。
どうしたら、
そんな「幸せ」の勘違いを
少なくできるんだろう。
いろんな情報が多ければ、
知識が多ければ、出来るのかな?
ん??、それでも、
感情には勝てないように思う。
結局、心に、感情に、
どんな幸せを描いているか、
じゃないかと思う。
楽な方法っていうのを
探すかもしれないけど、
結局、苦しむ方法を選んでいたりする。
「幸せになる道には2つある。
1つめは、願いごとうまく叶うこと。
幸せになる道には2つある。
もう1つは、願いなんか捨ててしまうこと。」
(幸せ、中島みゆき)
この言葉が、心に染みます。
なかなか、難しい生き方ですが…
【参考】
「良い仕事」の思想(杉村芳美)