どんな大きな失敗にも、ほんの一瞬かもしれないが、…

どんな大きな失敗にも、
ほんの一瞬かもしれないが、
あともう少しだった、という惜しい時期が
見つけられるもんだよ。

それを反省して、
ほぼ解決した時には…

(英語)
Every great mistake has a halfway moment,
a split second when it can be recalled
and perhaps remedied.

(パール・バック)

昨日、自分にとって、
ちょっと期待はずれなことが
起こりました。

そして、それが午前中だったことから、
それ以降の、いわゆる「やる気」に
影響したんですね。私としたことが…

なかなか、いろんなことが
うまく運びません。
想像力も、創造力も鈍り、
思いの先も、なんとなく定まらず、
周囲に流され、泳がされる感じです。

幸い、一晩寝ると、
リフレッシュされるもので、
そういった期待はずれ、
あるいは失敗にも、
何かしら意味を見い出せるようになります。

そもそも、人間の「読み」の狭さが、
失敗という「認識」を生むような気もします。
仮に、そういう結果も含めた「読み」を
もっていれば、失敗という「認識」はなくなり、
プロセスという「認識」に変わるでしょう。

ふりかえってみれば、
あと数センチ、あともう少し、
という瞬間であきらめていた自分に気づき、
大きな後悔を経験することもあるでしょう。

それはそれで、いい経験。
生きている間の「読み」を
少しずつ広く理解できるようになるのは、
本当にいいことですよ。

さて、今日も、
成功すれすれのポイントをかすって、
失敗するかもしれません。あるいは、
もっと先に、より大きな成功があるのに、
ちょっと手前で息をぬいてしまうことも…

もう少し、という感覚を
お忘れになりませんように。

【参考】
働くことがイヤな人のための本(中島義道)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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