失敗の要因はすべて
成功体験のなかにあった。
(一勝九敗、柳井正)
この言葉には、続きがある。
「つまり成功の中に失敗の芽があり、
それが成功の期間中に徐々に膨らみ、
現在のていたらくを
産んだのではないだろうか。」
成功している間に徐々にふくらみ、
ん?、怖いですね。
ま、成功していればの話ですが…(笑)
失敗の時には落胆しないよう、
成功の時には油断しないよう、
心の安らぎは、
なかなか易しくないようです。
「良いときは良い面だけ、
悪いときは悪い面だけしか書かない」
というマスコミの態度を真摯に受けとめ、
書き留めたのが、この本「一勝九敗」。
タイトルからして、
失敗を大切にする柳井さんの姿が浮かぶ。
(ユニクロの創始者)
何か新しいことを始める時には、
かなりの負けを見るかもしれない。
でも、それをすべて打ち消すような一勝も、
いつか必ず訪れる。
長い目で見れば、結局、
勝ち負けどちらも経験することになる。
学ぶべきは、人生の浮き沈みかな…
勝ちも負けもある人生、
心から楽しみたいと思う。
【参考】
コンサルティング能力(佐々木直彦)