…生活と人生とが根本的に違う…

一人ぽっちになった今、

生活と人生とが根本的に違うことが
やっとわかってきた。

(深い河、遠藤周作)

英語で言えば、多分、
どちらも ”life”。
違いをつくるのは、使い方次第…

日本人的にも、
生活と人生という言葉が、
それほど違わない場面は少なくない。

私たちは、生活のために、
いろんなものを求めたり、
切り捨てたりしている。

しかし、後になってみれば、
その求めたものが、
人生にとっては不要だったり、
その切り捨てたものが、
人生にとっては
かけがえのないものだったりする。

それに気づくのが、
本当の自分と向き合った時、
あるいは、一人ぽっちになった時。

もしかしたら、
自分の好きなように生きたいと願い、
いろんな人間関係を
切り捨ててきたかもしれない。
生活を見た場合には、
それが楽だったり、あるいは、
責任から解放されたから。

また、生活のためにつくった人間関係が、
人生から見れば、味気ないニセモノ
だったりする。

仕事の人間関係、
インターネットでの出会い、
そういう区分をして、
言っているわけではない。

自分自身が、
生活のためにしたことか、
人生のためにしたことか、
そこがポイント。

生活か、人生か。
一方を完璧に無視することなんて、
もちろん出来ない。
双方と付き合いながら、
違いを理解していくべき。
生活のためにしているか、
人生のためにしているか…

それが分かってきたら、
後悔することはないと思う。

【参考】
何もしない贅沢(ヴェロニク・ヴィエン)


置かれた場所で咲きなさい(渡辺 和子)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です