理想的な一日にしようとしないなら、…

理想的な一日に
しようとしないなら、
誰か他人に振り回される

(マージョリー・ブランチャード)

つまるところ、
自分の思いどおりに
一日を送れるなんてことは、
めったにない。

それは、
理想が間違っていたか、
途中であきらめたか、
のいずれかだと思う。

理想が間違っているとは、
だいたいにおいて、
ジブン以外の人という要素を
無視したときのこと。

ジブンの思いどおりに
ずぅ?と進めつづることは、まず出来ない。
仮に、独裁者のような人物が、
いっときそれをしているように見えても、
どこかで崩れる。歴史が語っている…

理想には、
ジブン以外の人という要素が
含まれていなければいけない。
それは、単に「気にする」ということでなく、
自らが、他人という要素によって、
理想が妨げられないよう、
あるいは他人を自分の理想に含めておくよう、
前もって考えておくということだ。

前もって考えていれば、
「振り回された」という思いは起こらない。

それをしていないと、
他人の存在が大きくのしかかってきた時、
怒ったり、途中であきらめたくなる。
「理想どおりにいかない」と嘆いて…
(私自身もまだまだ、それがあるなぁ)

自分がその人を大切に
思っているかは別にして、
関わらなければいけない人物の要素は、
ちゃんと考えに入れておいたほうがよい。

逃げようとしたり、
ハンドルを手放すと、
振り回される。
心が強くなりたいね。

そして思うんだけど、
理想的な一日っていうのは、
自分の思いどおりにならないことが
99%あったとしても、残り1%で、
すごい達成感が残ったりする一日
のことじゃあないかなぁ、と。

それが見えるまで、
一日頑張ったということは、
すごいことだよ、絶対に。

そして、長い目で見れば、
理想的な仕事も人生も、
同じことなんだと思う。

【参考】
何もしない贅沢(ヴェロニク・ヴィエン)


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

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