自分を何も変えないで、ただ事態が変わればいいと…

自分を何も変えないで、
ただ事態が変わればいいと
思っているさまを、狂気という。

(伊藤守[著述家])

ははぁ…

何を狂っていると言うかは、
考え方が変われば、
こうも変わるんだね。

たしかにね、
世の中は変わっていくわけだけど、
自分の思いどおりの事態になることは、
めったにない。

そこに、自分の思いどおりだけを描いて、
自分が変わることから逃げてばかりいたら、
やはり、世の中につぶされてしまう。
本当に、「狂っちゃう」かもしれない。

昨日(2004-2-3)のニュースで、
横浜市において、早期退職の優遇が、
40歳にまで引き下げられたとあった。

自治体によっては、
35歳のところもあるらしい。

これは、こう言いかえられるような気もする。

「35歳または40歳になった時、
 あなたが変わらなければ、
 肩をたたきますよ」

もしかしたら、それは
誰かが望んでいる事態とは
違う方向に進んでいるかもしれない。

もう、再び、
55歳または60歳が退職という
風潮には変わりえない。

世の中は、
快適で楽な生活をしたい、という、
多くの人々の願いで進歩していく。

しかし、生活が楽になる反面、
進歩した社会に対応するため、
人に変わることを求めてくる。

事態は、そんなもの、
おそらく、これからも…

だから、変わることを決心したほうが得。
楽しみましょう、自分の変化を。

【参考】
成功哲学(ナポレオン・ヒル)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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