口に出して言わずとも、負け犬と思っている人は、…

口に出して言わずとも、
負け犬と思っている人は、
やっぱりいるじゃないですか。

だから、負けてなんかいない!
と言い張っている人を見ると、
痛々しい感じがする。

それならば、
負け犬ですけどそれが何か?
と開き直って「負け宣言」し、
お腹を見せちゃったほうが
ずっと楽になれると思うんです

(酒井順子、Yahoo!インタビュー)

なんか、気楽になれる言葉ですね。

誰も「負け」イメージは見せたくない。
そう思いながら、
「負け」を隠して生きていると、
かえって苦しくなり、
「負け」を重ねている人もいる。
そんな気がする…

そうよ、確かに負けたわよ。
これで終われば、いい。

私自身も、ちょっと調子がいいと、
「勝ち犬」になったような気分になり、
「負け犬」を見下したりしている。
そんな自分もいる…

「負け犬」になったときは、
そんな人を「イヤなやつ?」と思うけど、
自分がその「イヤなやつ」に
なっていたりするから、
始末に終えない。

多分、負け犬も、勝ち犬も、
人生のある側面から見ただけの話で、
それが変わる事態になったり、
時代が変わったりすると、
見方も変わるかもね。

たとえば、
サラリーマンとフリーターの関係だって、
安定と見るか、束縛と見るか、
弱いと見るか、自由と見るか、
で全然変わっちゃう。

もちろん、勝ち負けは必ずある。

だから、心の準備として、
イヤな「勝ち犬」になるか、
憎めない「負け犬」になるかだけ、
決めていたらいいんじゃないだろうか。

【参考】
負け犬の遠吠え(酒井順子)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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