親はなくても子は育つが、子供がいないと親は育たねぇ。

親はなくても子は育つが、
子供がいないと親は育たねぇ。

(ステップファザー・ステップ、宮部みゆき)

面白い言葉です。

ほかのオトナの皆さんが、
どうやって大人の自覚をもてているかは、
よく分かりませんが…

やっぱり、
子育てしてから本当に成長したかな、
と勘違いしている私です。(笑)
いちおう、父親10年。

いつ親が育つか?

親の思いどおりの選択を、
子供がしない時からでしょうね。
親のチャンス、子供のチャンス…

そういう経験を通して、
知らず知らずのうちに、
親は子供に傷つき、
子供も親に傷ついたりしている。

お互いが「期待を裏切られた」
という気分を味わうのは、
自分の見方が狭いせいも
あることでしょう。

親には子供を思いどおりにする権利がある、
子供には親から扶養される権利がある。

そんな権利ばかりを主張していたら、
親子関係はつまらないかも…
親子の付き合いで、
お互いに育てあうのは、
そんな権利ばかりの話ではないでしょう。

育てれば、育てられます。
何ごとも、それが成長のルール。

【参考】
ステップファザー・ステップ(宮部みゆき)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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