自分という存在が関わることで、
相手の新たな引出しを開けるのだ。
(伝わる・揺さぶる!文章を書く、山田ズーニー)
人間関係、コミュニケーションには、
これが必要だと思う。
恋愛や結婚にしろ、
会社や他のシーンにしろ、
「新たな引出し」に
目を向けるような刺激やきっかけが、
ず?っと何も生まれないとすれば、
「癒し系」と呼ばれる人々でさえ、
そのうち飽きられるのではないか、
と思う。
実際、「癒し系タレント」や「癒し系女優」
などと呼ばれて、今なお、その呼び名で
残っている人って、あまりいませんよね。
新しい引出し…
自分の新しい引出しに気づく、
相手の新しい引出しに気づかせる。
そんな関係を、大切にしていきたいものです。
もし、そんな引出しには何も興味ない、
なんて言いながら、
自分と他人の可能性にフタを閉めたら、
本当に、人生はもったいない。
文章にしろ、口から出る言葉にしろ、
強制でなく、そんな刺激を与える人間に
なりたいなと思う。
そう考えると、
身近に子供がいると、
引き出すチャンスが、
けっこうあることに気づく。
今、うちの三女は、
オムツをはずすトレーニング中。
失敗したり、成功したり…
しかし、今回は確実に
「オムツからの自立」に向かっている様子。
自分にオムツがいらない発見に、
三女が喜んでいる姿は、
新しい引出しを見つけた気分なんでしょう。
そんな目で見ている私です。