スターになることは、
君の運命じゃないかもしれない。
でも、君がなれる最高の君になることなら、
君のゴールに出来るよ。君自身のために…
(英語)
Becoming a star may not be your destiny,
but being the best that you can be is a
goal that you can set for yourselves.
(ブライアン・リンゼイ)
2004アテネ・オリンピックが終わりました。
今朝は、日本選手の活躍を
讃えるととともに、
ハンマー投げの室伏選手が
繰り上げ金メダルとなったことが
大きく報道されています。
彼の言葉が、
このオリンピックの締めくくりに、
ふさわしすぎて、
心が揺さぶられます。
「金メダルを期待していただくのは
本当にうれしい。
でも、金メダルよりも重要なものが
ほかにもたくさんあるんじゃないか。
…
本当に大切なのは、
メダルへ向けて努力していくことだと、
今も思っている。」
みんなが金メダルをもらえない。
みんながスターにもなれない。
でも、やっぱり、
「出来るなら、それが欲しい」と
みんながそれを目指していく。
それ自体は、悪いことじゃない。
しかし、その思いを誤まると、
心がゆがんだり、誰かを不当に傷つけたり
することもありえる。
ゴールとするべきことは、
「最高の自分」という状態で
手にする「最高の栄誉」であり、
「最高の栄誉」をとるために、
最低のことに手を染める「最低の自分」に
なってはいけないのだ。
自分がなれる「最高の自分」を目指した先に、
金メダルが見えたら、それが最高の幸せ。
そうでなくても、その後の人生で、
最高の幸せをつかめるチャンスは、
まだまだたくさんあると思います。
【参考】
めざせ金メダル!