ほとんどの人は、心の痛みには耐えられないと…

ほとんどの人は、
心の痛みには耐えられない
と勝手に思い込んで、
死ぬまで感情から
逃げ回っています。

でも、心の痛みには
もう耐えているのです。
まだなのは、もう乗りこえたと
感じることだけです。

(バーソロミュー)

そう言われてみれば、
そうなんですよね。

耐えられない、
耐えられない、
と言いつつも、
生きていること自体が、
すでに「耐えている」ことですからね。

本質は、心を、その場所に
ずっと置いてしまっている
ことなんでしょう。

その出来事は終わった、
痛みも去った、
時間は流れている…

しかし、心だけは、
そこから離そうとしていない。

もしかしたら、
心をそこに置いていれば、
まわりの人が、
自分に同情してくれたり、
「その通りよ」と言ってくれたり、
代わりにやってくれたり
することを期待している
のかもしれない。

けれど、そんなふうに
見てもらえる時期も、
実は、過ぎ去っているのだ。

もしかしたら、心の奥底で、
心をそこに置いていることが、
今の自分を守ることだ、
と誤解しているかもしれない。

何も守れていない、
かえって損している。
それに気づこう。

【参考】
もうひとつの冬のソナタ(キム・ウニ)


道は開ける(ディール・カーネギー)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です