包帯を巻いてあげられないのなら、…

包帯を巻いてあげられないのなら、
むやみに人の傷にふれてはならない。

(続・氷点、三浦綾子)

なんか、私、
よくやっちゃっているなぁ、
って思います。

多分、それをやる動機っていうのは、
人それぞれで…
単なるヤジ馬根性だったり、
さらにいじめたい感情であったり、
おせっかいだったり…

いずれにしろ、
包帯を巻く能力がなければ、
傷口に塩を塗るようなことに
なりかねない。

(うぅ?、耳がいたい)

なぜなら、だいたい、
人の傷とか、問題を解決して
あげようというおせっかいを
したくなる時には、

その人の話を聞く気持ちよりも、
何かアドバイスしてあげよう
という姿勢になっているはずだから。

すると、だいたい、その相手は、
傷を負っていて余裕がないわけだから、
聞き入れられない。
そして、そのおせっかい者が、
勝手に怒ったりして、
さらにプレッシャーをかける役に
なっていたりする。

ん?、包帯を巻く能力ね。

傷を見て、救おうと思った時には、
自分の動機を思い返した方がいいですね。

【参考】
心の傷を癒すカウンセリング366日(西尾和美)


人生の短さについて(セネカ)

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