こういうなんでもないときに、
ふっと思い出してくれた
っていうことがうれしい。
(雑誌「エッセ」、菊間千乃)
FTV系の「めざましテレビ」を
よく見ている方の中には、当時
その瞬間をご覧になった方も
いるかもしれません。
生中継中に五階建てのビルから転落、
腰椎骨折という瀕死の重傷を負った
菊間アナウンサー。
下半身不随になってしまうのか、
とまで言われていた状況において、
一年間にわたる闘病とリハビリによって
再びテレビに復帰した彼女。
復帰した時には、ビックリしながら、
すごいなぁと思いました。
私の父親は、去年
大腿骨を骨折して手術をしましたが、
今なお、歩くことが難しく、
リハビリに励んでいるという現在進行形。
なかなか、大変そうです。
そういうことを知っているから、
復活劇をやってのけた彼女の
言葉には、なんとなく、
素朴ながらも、
とてもパワーを感じます。
最近の行事で言えば、
バレンタインとか、ホワイトデー。
それが過ぎれば、母の日、父の日、
敬老の日、誕生日やクリスマス、
などなど。
1年に数回しかない特別の日だけに、
特別な扱いをしてあげるよりも、
何でもない日常に、
ささいなことをしてあげて、
それを続けることの方が、本当は
特別なんですよねぇ。
昨晩は、NTV系番組にて、
映画「アイ・アム・サム」を見て、
なおさら、何気ない日常の大切さを
思い返した次第です。
大人だから出来ることでなく、
7歳でも出来ることを続ける。
これ、覚えておこうと思いました。
【参考】
私がアナウンサー(菊間千乃)