…競争は避けられない。

勝つことが重要なうちは、
競争は避けられない。

(英語)
While it’s important to win,
it’s imperative to compete.

(デイヴ・ウェインバーム)

スポーツでも、ゲームでも、
勝ちを意識したとたんに、
負けたりすることがある。

勝負の心理学…
そういうことを知っている人は、
そういう勝負のシーンで、
心のかけひきを学んで、自分を
コントロールできるようになる。

一方、よく
「比べられるのがイヤだ」
なんて言う人がいたりもする。
しかし、よく考えてみれば、
その言葉自体が、何よりも
競争を意識している証拠。

自分が一番になれない競争は、
好きじゃない、
と言っているに過ぎない。

いつも勝つことはできないとしても、
どこかで競争や勝負があって、
そこを乗り越えるための、
心の訓練が必要であることは
受け入れなければいけないと思う。

なぜなら、この世の中が、
勝つことを重要としているから。

しかし、私たちは、
競争や勝負に備える心のほかに、
それにとらわれすぎない心も
持っていなければいけない。

負けた人々は、忘れ去られる。
第一線から退いた人々も、忘れ去れる。
それは、人生に来るべきシーン。

「忘れ去られた人々のことを
 思い出しなさい。
 世界が見えてきます。」
 (マリー・エシェンバッハ)

私たちも、いつしか
忘れ去られる人になるだろう。
勝負や競争から遠い存在に…

その時、昔の栄光や失敗ばかりを語って
時間をも通り過ぎさせないよう、
気をつけるためにも、
勝つことの儚さも知っておこう。

【参考】
トリダヨリ(コンドウ アキ)


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

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