プロは孤独で、
すべてが自己責任。
大事なのは、
勝つことだけじゃない。
敗北からも、
学ぶことはたくさんある。
(伊達公子、雑誌「アントレ」)
プロでない人は孤独でないし、
すべてを誰かのせいに出来る。
そんなふうにも、
言いかえられるのかな。
たしかに、そうかもしれない。
責任が大きい分、
見返りの大きさも違う。
そして、周囲が「勝ち」だけを
求めたとしても、自分の中では、
「負け」からも学ぶことが可能。
アテネオリンピック銅メダリスト、
レスリングの浜口選手が、
口にした言葉が思い返されます。
「もっときれいな、
輝いたメダルがほしかったんですが、
私の人生の中で、金メダル以上の
経験をさせてもらえました。」
すべての面でなくても、
何らかの面でプロであることが
求められている世の中です。
そういう意識なくして生活するのは、
もしかして楽かもしれないけれど、
先を見通してみれば、
かえって苦しくなるかもしれない。
そして、自分をプロとすれば、
学ぶ事柄の量も、
だいぶ変わってくることでしょう。
プロのつもりで学んでみましょう。
【参考】
イチロー 262のメッセージ