真に信ずる者は、…

真に信ずる者は、
良いことも悪いことも、
身に起こることを受け入れる。

(英語)
The true believer accepts his fate,
the good and the bad.

(ASAHI WEEKLY)

信じれば救われる、
信じれば願いが叶う、
信じれば「いいこと」がある、
こんなのは、「信じる」
ことになりえない。

商用主義の匂いさえ、
プンプンしてくる…

その先には、
「信じてそれを買えば、
 きっといいことがある。」
みたいな商法が待っている。

そんなふうな感じで、
信じ始めるくらいだったら、
「もし、信じた先で、
 良くないことが起きても、
 後悔しないか?」と自問して、
自分を思い留めた方がいい。

悪いことが起きても、
自分の人格を支えてくれる
ような事柄を信じなければ、
信じること自体が虚しい。

私たちは、
あなたを信じるとか、
あなたを愛するとかいう言葉を
聞いたり、口にしたりするけれど、
本当のところは、その意味さえも
分かっていない。

そんな気がする…

だって、その先で、
良くないことが起きても、
それを貫けるか?
という覚悟を尋ねられたら、
あまり深く考えていない自分に
気づくから。

【参考】
イチローイズム―僕が考えたこと、感じたこと、信じること(石田雄太)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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