始まりのない終わりはない。
反省、点検すべきは
むしろ始まりにある。
(読売新聞)
失敗すれば、
その結末だけが
責められることになる。
そこだけが、
反省しろと言われる。
しかし、始まりにこそ、
問題が潜んでいることは
少なくない。
今(2005-12-09)、
マスコミを騒がせている
耐震強度の偽装だって、
実行した張本人ばかりでなく、
さかのぼれば、
いろんな人物が関係者として
出てくる。
ただ、それも、
人を責めることでなく、
そこに至った動機を見てみれば、
「利益第一主義」という
経済の流れの中で生まれたもの
なわけだし…
なんか、人が起こす過ちって、
いろいろとリンクしてるんだなぁ、
と思いました。
本当に、先までたどれば、
人間がこの世にいること自体、
悪の始まる原因なのかも。
もちろん、その反対で、
善が始まる原因にもなる。
結果はグレーだとしても、
始まりでは白黒はっきり
していることもあるでしょうね。
始まりを点検してみましょう。
(参考)失敗の本質