月は欠けているように…

月は欠けているように
見えるけれども、
いつも丸くそこにあることを
忘れないで欲しい。

(漫画「NANA」)

いっちさんの投稿です。

頼れる相手が、
いつも同じような雰囲気で、
同じような対応を
してくれるとは限らない。

相手も人間。
怒ったり、泣いたり、
心が揺れたりすることも
あるはずだ。

それなのに、浅はかな人間は、
ささいな「いつもとの違い」を
感じただけで、
裏切られたなんて思い込んで、
自分の心を狭くしたりする。

本当は、ささいなことに、
心が大きく揺れる自分の方が
もっと問題なのだ。

自分は好きなだけ
揺らされていながら、
揺らされない相手を
期待しているなんて
身勝手もいいところ。

相手の心が
揺れないことを願うなら、
まず、自分の心が
揺れないように
努力しなくちゃいけないでしょう。

たしかに、
信じる心というのは、
そう簡単には生まれない。

信じたいが51%で、
疑いたいが49%でもいいから、
「結局、本当に信じたいか」
という思いが現れてくると思う。

(参考)NANA 14 (矢沢あい)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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