言っとくが、
未来は自分だけのものだ。
望めば、自分自身で
どうにでも変えられる。
(映画「マイノリティ・リポート」)
トム・クルーズ主演の映画です。
以前にも見たのですが、
先日テレビで放映されたのを
改めて見ました。
ストーリーが展開されるのは、
すべての殺人が予知される時代。
それによって、犯人は、
未実行の犯罪によって逮捕される。
おかげで、殺人は90%減。
住み心地のいい社会を
イメージさせられるが、
そのシステムの問題点も
見えてきます。
放っておけば必ず
予知どおりに実行されたのか。
思い直す、悔い改める可能性は
まったくなかったのか。
犯人と予知された人間が、
犯罪を思いとどまった時に、
「自分で変えられる未来」
に初めて気づく。
たしかに、良い予知なら、
それを果たしたいと思う。
けれど、悪い予知には
縛られたくない。
その通りにならない可能性が
1%でも残っているなら、
きっと頑張るだろう。
未来を変える権利を
奪われたくはない。
そして、
奪われないためには、
義務もあることを
忘れちゃいけないな。