人は、目に映るものを信じてしまう。…

人は、目に映るものを信じてしまう。
それは、分かりやすいものだから。

人は、目に見えないものを疑ってしまう。
それは、心の中にあるものだから。
そして、ときには、生きているうちに
大切なものを見失ってしまう。

(翼の折れた天使たち、Yoshi)

CARPE DIEMさんからの投稿です。

目に見えないものを
信じたいと思いながら、
結局、見えるものしか
信じていない自分がいたりします。

やっぱり、
見えるものは鮮明で、
その鮮明さに目を奪われているうちに、
その先にあるものを信じることが
難しくなるんでしょう。

だから、逆に、
疑わなければいけないことも
疑えなくなってしまいます。

正しいことなのに、
「分かりやすく」伝える心がないから、
信じてもらえないことがある。

一方、正しくないことなのに、
「分かりやすく」伝える手があるから、
信じてだまされてしまうこともある。

正しい=信じてもらえる、
という公式が成り立たないから、
世の中は複雑にもなるし、
それを乗り越える必要も出てくる。

楽には出来ていないんですね。
世の中は…

聖書の言葉を思い出しました。

「地はあなたのために、
 いばらとあざみとを生じ、」
 (創世記3:18)

っていうのは、
食べていくことの難儀ばかりでなく、
こういうことも含めて、
言われていることなんでしょうね。

いばらにも、あざみにも、
気づかずに生きることが出来たら、
どれだけいいか…

(参考)翼の折れた天使たち 空(Yoshi)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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