新しいことを勉強してると
世の中は恐くありません。
何もしないで、
じっとしてるから、
恐くなるのです。
(落語家:林家正蔵)
好奇心のまま、
調べたり読んだりするものが
あること。これが幸せ。
何かアクシデントに遭う度に、
「え、そんなことが…」
なんて思うことが多いのに、
それでいて、
何も吸収しようとしないなら、
その先についても、
きっと怖くなります。
知らぬが仏、
触らぬ神にたたりなし、
という言葉もありますが、
吸収できる余力や時間があるのに、
新しいことに何一つ興味が湧かず、
ただ無為に時間を過ごし、
そのまんまの自分でいるのは、
生きている目的に適わない。
気づいた時には、
知らないことばかりに囲まれて、
怖がるようになるのは自分。
欲や執着心だけに動かされず、
賢明な考え方で生きていくように
するためには、
新しいことをせずとも、
新しいことに関する知識は
持っていて損はない。
少なくとも、
世の中が進歩していく
新しい方向には、
善であれ悪であれ、
今の人々が求めているものがあり、
それは誰にとっても
ヒント(もしくは警告)になるはず。
だから、
新しいものへの関心だけは
持つようにしたらいい。
そして、
新しいものに慣れた後には、
次々に出てくるものに対して、
本当に新しいものか、ニセモノかも
分かってくるはずだから、
これまた勉強になるであろう。
(参考)使う力(御立尚資)