中途半端は命取りになる。
(黄金を抱いて翔べ、高村薫)
この本には、
こんな言葉もあります。
「生きるための仕事には、
憎悪がなければならない。」
憎悪がなければ、
仕事が出来ないのか。
そんなぁ…とも思いますが、
なんとなく分かるような気もします。
ライバルには負けたくないとか、
あんな仕事は絶対やらないとか、
こんな仕事ぶりの自分じゃダメだとか。
人は、いっぱい味方がいるよりも、
敵がハッキリ見えている時の方が
やる気が出てくる。
負けたくない相手がいる時には、
中途半端で済ませるわけがない。
こんくらいでいいだろう…
って自分を甘やかしてしまう環境から
逃げなくちゃいけない。
何かの判断をする時にもそうだ。
生半可に知っているもんだから、
おかしな判断をしちゃったりする。
やるなら、ところん。
やらぬなら、近づかない。
それくらいの決心で、
物事と向き合いたいものです。
(参考)黄金を抱いて翔べ(高村薫)