人は
強いというだけで
誰かを傷つけてしまい、
弱いというだけで
誰かを憎んでしまう。
(ベルセルク、三浦健太郎)
強くなっても、弱くなっても、
人に嫌な思いをさせてしまう。
誰かのために強くなれば、
誰かにとっては、
嫌なやつ、苦手なやつになる。
誰かのために弱くなれば、
誰かにとっては、
手のかかるやつ、
面倒なやつになる。
強いことは弱いことであり、
弱いことは強いことでもある。
そもそも、
誰をも傷つけず、憎まず、
誰からも傷つけられず、
憎まれずに生きるなんて
難しいことかもしれない。
勝手に、傷ついたと思い、
憎み始める人だっているから。
そういう人を一人一人探して、
弁明できるわけがない。
格差がつけば、
平等がいいと言い、
平等に飽きてくると、
頑張っているんだから
格差をつけて欲しいと言う。
人が本当に願っているのは、
「自分だけが強い」ことかもしれない。
たしかに、私自身を見ても、
そういうところ否定できないな。
だから、知らず知らずのうちに、
傷つけもするし、憎んでいたりもする。
気をつけないと、自分の強さにも、
弱さにも負けることになっちゃうなぁ…
(参考)ベルセルク(三浦建太郎)