…わかる、と、わからない、の境界に達する…

ものをわかるというのは
「わかる、と、わからない、
 の境界に達する」
ということ。そこまで行くと
「わかるとは何なのか」
がわかるわけです。

(ほぼ日、松井孝典)

分かる・分からないの境界も
面白いですが、
正常・異常の境界は、
もっと面白いです。

結局のところ、
紙一重なのです。

私はとても正常です、
と言っている人が、
別の人から見れば、
とてつもない異常に
見えたりするわけで、

そう見ている人も、また、
異常に思われていることも
少なくないでしょう。

境界とは、そもそも、
微妙なのです。

だから、土地の境界線や
国や海の境界線をめぐって、
争いも起こったりする。

ただ、分かる・分からないは、
自分の内だけの問題なので、
自分で線引きをすればいい。

その線引きをしたところを、
他人に対しては見栄を張って
ごまかしたりするから、
後で自分が恥をかくのです。

見栄を張ったところまで、
さらに頑張れる人なら
問題はないんですけどね。

そして、その先は、
「まだ分からない」と
言えればいい。そうなれば、
「分かってる人」だと
なるわけです。

境界まで行ってみましょう。

(参考)宇宙で地球はたった一つの存在か(松井孝典)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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